長野県のりんご農家さんと保育園の園児をオンラインでつなぎ、子どもたちの興味を刺激するオンライン食育を開催しました
11月27日(水)、28日(木)に~第4回オンライン食育イベント「北澤さんのりんご」~を開催しました。
長野県長野市でりんごを作っている北澤さんと5園の園児たちをオンラインで繋ぎ、北澤さんからりんごがどのように作られているのか、リアルタイムでコミュニケーションを取りながらお話していただきました。
●開催日時:
・11月27日(水) ①9:10〜 /②9:50〜
・11月28日(木) ③★9:50〜
※★は、2歳クラス対象の回
●参加園数:5園
●参加人数:93人
●園にお送りした食材
りんご3品種(ふじ、王林、あいかのかおり) 合計5kg
(開催の様子)
事前に、各保育園には、北澤さんのお話を興味を持って聞くことが出来るように、北澤さんがどんなところでりんごを育てているのか、りんご畑の様子、りんごの種類についての資料をお送りしました。また、オンライン食育当日に答え合わせができるよう「りんごはどの季節にできるかな?」などの園児に想像していただくワークシートを送り当日を迎えました。
(竹内さんからお話しいただいた内容)
オンライン食育当日は、北澤さんにりんごが収穫できるまでどのように育つか、収穫の方法、美味しいりんごの見分け方などをお話しいただきました。
草刈り、葉摘みなどを経て美味しいりんごが出来上がり、ひとつひとつ丁寧に収穫されてお店に届くまでたくさんの手間や時間がかかっているということを学びました。
子ども達には事前に「りんごはどの季節にできるかな?」と竹内さんからクイズをいただいていました。りんごが実る季節は秋であることを知り、美味しい収穫したてのりんごを食べられる時期が今であることを北澤さんに教えていただきました。
オンライン食育後には、保育園様にお届けし3品種のりんごをみんなで観察した後、美味しくいただきました。
(参加した園の子どもたちの反応)
・子どもにわかりやすい説明と映像で、身近にあるリンゴに興味を持ったようです。
・りんごが出来るまでの過程を知ることが出来た。
・講義の後すぐに3種類の食べ比べができて子ども達がとても喜んでいた。
・楽しく参加できた。
・事前資料でいただいていた導入を行った際、子どもが気になっていたことをご説明いただけた。
(オンライン食育後の子どもたちの変化)
・大きな変化は認められませんでしたが、自然な形で記憶していくのではないでしょうか。
・リンゴの品種を覚え、自分の好きな味がどれなのか感じることが出来た。
・どのリンゴがおいしかったかを話したり、リンゴを見るとなんの品種かを考えたりする姿があった。
(開催園の感想)
・食べ比べが出来たことや、見た目の違いなど観察できたのがよかった。
・今後も機会があればよろしくお願いします。
・クイズ(りんごができる季節は)が、わかりやすくてよかった。
・オンラインが2回目だったということもあり、緊張することなく楽しめていた。知っているリンゴの品種や機械が出てくると、声をあげて反応しながら参加できていた。
・品種の違い、味の違いを感じりんごの品種名を覚える事ができた。
・終了後実際のリンゴ「ふじ」「おうりん」「あいかのかおり」を手にして、その香りと質感食感を体感できました。
・楽しめた。
(オンライン食育とは?)
「baby's fun!」のオンライン食育は、普段園児がなかなか行くことのできない日本全国の生産者さんとオンラインで交流をしながら、食材の生産過程を映像で見たり、実際に園で食することで子どもたちの食への興味関心を引き出し「食べることは楽しい!」を目的としたオンライン食育になります。
次回は、来年度開催予定です。